A private dog argument
(私的犬論)
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私の師匠は贅沢なことに2人います!その内のお一人が書いてくれた物を
下記に掲載しました、「なるほど」とうなずくか、「いや違うと思う」かは
読んだ方それぞれの受け止め方次第だと思います。
ラガー君に始まった犬飼いも犬の事を理解できずに
無駄な事や間違ったこといっぱで随分遠回りして・・・でも決して無駄ではなかったと
思えるようになりました。長年に渡り頭のわる~~~い私に噛み砕いて何度も何度も繰り返し話してくれた師匠であり親友でもあるAさんに感謝しています。
(理解不能は現在も続いていますが(>_<))
本当は公開するのはもったいない気もしましたが・・・
この文章を書いた本人が恥ずかしがりやさんなので名前は伏せさせていただきますHPももっておいでなのでそちらでUPしては?と提案してみましたが、
お蔵入りになりそうな雰囲気なので許可をいただき公開させていただいております。
無断転載禁止です。
さあ!Happy dog life.!!へ
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私は犬が好きです。 2001/4/18
好きだから犬と一緒に暮しており、犬を通じての友人が沢山います。
友人達との話の中で一番話題にのぼるのはやはり大好きな犬の話。
でもね、楽しい話題ばかりではないのです。
耳を塞ぎたくなる話や思わず泣き出してしまいそうになる悲しい話も沢山あるのです。
で、考えました。
快適に犬と付き合うには・・・の私的犬論を。
これは犬とかかわってきた今までの経験に伴う私個人の考えです。
今までの経験といっても世界中の犬を知っているわけではないので、
こんなやり方じゃまったくどーにもならない強者もいるかもしれませんが、
大抵の犬にはあてはまるのでないかと思います。
犬好きな皆様、素敵に犬と暮らしましょう。
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★犬選び論
一番最初に自分が犬に何を求めるのか、よ~く考えなくてはいけません。
(考えてくださいではなく、考えなくてはいけない、です。)
犬を入手するのは簡単ですし、容姿も用途も性能も様々で値段もピンからキリまであります。
自分がどんな犬とどう暮していきたいかを頭におきつつ死ぬほど考えて下さい。
求める犬がどういうタイプの犬なのか、
そして求める犬がどこにいるかを調べて下さい。
調べて調べて探して探して手に入る中で最高だと思える犬を持ってください。
犬の寿命は長いですし、たいていの犬は車のように買い換えはききません。
欲しくて持ったはずなのに後悔しながら飼うほど馬鹿げたことはないです。
いい犬を持ってください。すべてはそこから始まります。
追記・犬の値段
同じ犬なのにどうして値段が違うのかと思ったことありませんか?
同じ種類なんだから、そんなに違わないんじゃ?って。
気持ちはわかりますが、価格差はあってあたりまえ、ないほうがおかしいです。
(極端にいえば、同胎で値段が違ったって全然おかしくない。)
ショーで勝つことを意図しての繁殖犬、ドッグスポーツに勝つための繁殖犬、
ペットとして可愛がられ、何でも程々に楽しめれば・・・の繁殖犬は、
性質も骨格も全然違います。
ショーでもスポーツでも何でもそう。勝てる犬を出す為には
努力と手間とお金がひどくかかります。
どんなに力を入れて繁殖したって、これだ!という犬が出ることは滅多にないのが
現実です。
犬の用途が違うから値段も違わなきゃおかしいのです。
(ただ、忘れちゃーいけないのが人間の思い込みと身贔屓の心理で、
自分の犬に惚れてる人は目が見えなくなるから惚れた犬を過大評価しがちです。
そーいうところの犬は当然割高です。
後で詐欺とさわいでもしょうがない。買うほうが悪い。
当然逆もあります。
値段が安いからって犬が良くないってことでも全然ないんですよね。
望む犬のことをとことん調べ、犬を見る目を肥やし賢くなって納得できる値段で買いましょう。)
結局のところ、どのようなタイプの犬を選ぶかを決めるのはあなたです。
ここで再び「いい犬を持ってください」になります。
いや、今度は「いい犬をもたなきゃーつまんないよ」にしときましょうか。
自分の好みのタイプの中で最高の犬を持ってください。
そして、選んだ犬が高くつくか安くつくかはあなたの見る目と能力と努力次第です。
★子犬論
物心ついてから半年~1歳、この時期は犬の生涯において一番大事な時期。
それをいつも頭の片隅において、身体も心も健康に育ててください。
まず、犬とのコミュニケーションの手段として言葉を教えてください。
愛しているってことを伝えてください。
そして犬に愛されて下さい。
それがちゃんと出来ていたなら犬は決して耳をふさぎません。
犬に何か問題が現れたなら、まず自分の犬の扱い方を見直してください。
「犬は決してミスを犯さない。」という有名な言葉がありますが、それはまぎれもない真実です。
何故か?・・・ミスを犯すとしたら人間のほうしかありえないからです。
犬は犬としてものを考え犬として行動します。
だから犬はミスを犯さないのです。
ミスを犬のせいにした瞬間に犬は人に疑いをもつでしょう。
だって・・・あなただってそうでしょう?
この時期のフードの量は毎日変わるといってもいいくらいどんどん成長していきます。
神経質になる必要はありませんが毎日犬を見て触って勘をつかんで下さい。
目が見えて考える頭をもっている人であれば、あなたの犬の一番良い状態をしっているのはあなたのはずです。
見た目や触ったかんじで適切なフードの選択や量の増減も自分で決められるでしょう。
どこか痛めていた時や病気の時、心の傷さえも速やかにケアできるでしょう。
あと・・・これらのことは覚えておいてください。
とても大事なことです。
やかましい飼い主にならないこと
犬に大声を出す必要はないからです。犬は人より良い耳をもっています。
聞きたくないから聞こえないだけなのですし、何回も同じことをいう必要もありまん。
大声を出せば出すほど、言えば言うほど鈍い犬になってゆくでしょう。
私は鈍い犬はきらいです。
聞こえない、聞かないようだったら、聞こえるような方法に変えればいい。
それで問題ないでしょう?
暴力で支配しないこと
今まで飼い主にさえ牙をむく犬を何頭か見てきましたが、
必ずと言っていいほど飼い主の意識・無意識にかかわらず叩かれていました。
手荒く扱われた犬は自分を守るために牙の使い方を覚えます。
わざわざ牙の使い方を教える必要はないと思いませんか?
人に歯をあてる犬を見ると可哀想でなりません。
彼らの「助けて・・・」という悲鳴が聞こえるような気がするからです。
犬は人を試し続ける
犬はいつも人を試します。
昨日は出来たことが今日は・・・
こんなはずじゃぁ・・・
そう。犬に試されているんですよ。
だからといって、かまえる必要なんてないんです。ナチュラルでいい。
いつも変わらず犬にも自分にも公平であればいいんです。
犬が安心し信じてそばにいられるような飼い主でいてください。
犬にとって、それが一番の幸せです。
筋肉笑い
子犬はムカつきます。
だって、頭悪いんだもん。
でも・・・じっと我慢です。怒っちゃーいけません。
たとえ、ハラワタが煮えくりかえり絞殺してやりたいと思っても、
踏み潰してやりたい と思っても、
絶対怒っちゃいけません。だって、子犬なんだもん。
たかが子犬もしっかり人は見ていますし、必ずいつかは成犬になります。
大事な時期につまんないことで壊しちゃいけません。
あせっても押し付けてもいけません。花開くのを広い気持ちで待ちましょう。
どんなに腹がたってもぐっとこらえて、筋肉で笑顔をつくって下さい。
★成犬論
2歳も過ぎたらもう成犬、身体も出来たし心ももう大人。
これからが、いわば「味が出てくる」時期です。
色々なことを犬に教え、それ以上に犬にも教えてもらいましょう。
パピーの時期に丁寧に扱われていた犬は全てに対してオープンで、
あらゆることにスムーズに入っていけるでしょう。
愛され方や愛し方を知らない犬、自閉症気味だった犬はちょっと手間取るかもしれませんし、
無理強いすれば更に悪くなることもあるでしょうね。
でも大丈夫。
もう充分こじけてしまった犬を持っている方、今からでも全然遅くないです。
「うちはこれでいいの。」と開き直ることはありません。
「うちのはしょうがないから・・・」と言いながら下を向くこともありません。
遺伝的な問題でもないかぎり原因は人にあります。
犬を変えたければ貴方が変わればいいだけです。
犬は鏡のように貴方を映し出してくれますよ。
コンパニオンとしてもスポーツドッグとしても一番大事なことはコンディショニングです。
昔から「健康な肉体には健康な精神が宿る」と言いますが、これ本当に本当です。
身体の具合が悪いとイライラするでしょう?
指の先をちょっと怪我しただけでもひどく切ない時ってありますよね。
太っているために運動するのが大変だったり身体を痛めたりする。
お腹が空きすぎるとめまいがするし、痩せすぎて力が出せないこともありますよね。
犬も同じなんです。
太った犬は動けなくなります。身体の重さで怪我の確率も高くなります。
痩せすぎた犬はスタミナがありません。何をやっても辛いので続けたくとも続きません。
犬は自分のコンディションを全身で私達に教えてくれています。
何度も書きますが、神経質になることはありません。
毎日犬を見るだけでいいんです。触るだけでいいんです。
見て、触ってさえいれば、すべての事は犬が教えてくれるはずです。
追記・犬の尊厳
当たり前の事なんですが、犬は人間じゃありません。
人間の社会では犬だけで生きていく権利は与えられていません。
絶対人間と一緒でなければ、いつかは捕まり殺されることになっています。
何が書きたいかというと・・・犬をもっと楽に生きさせてあげたいのです。
いらなくなった。捨てた。というのは論外なのでここには書きません。
よく聞きせつなくなるのが問題犬と言われる犬達です。
齧る、吠えまくる、犬にケンカをふっかけまくる・・・
だから去勢する、歯を削る、声帯を切る、訓練所に出す・・・
それらがきっかけとなり、犬も人も楽に暮せれば一番いいんですけどね。
それで劇的に犬が良くなったというケースは少ないんじゃぁ?
これから犬を持とうと思う全ての方にお願いしたいです。
慎重に犬を持ち、犬を犬として扱い、犬としての幸せを味あわせてあげてほしい。
問題犬の類をすでにお持ちの方にもお願いしたいです。
まだその犬に愛情があるなら、必ず変わるということを信じて努力してほしい。
もう愛せないのなら、愛してくれるだろう人に託してください。
そういう人がいないのなら・・・眠らせてあげてほしいです。
お荷物になり、同情だけの飼い殺しの一生は哀れ過ぎます。
そして、もう二度と犬を飼うという過ちを繰り返さないで下さい。
★多頭飼い論
2頭目、3頭目を持とうとする方によく聞かれる事があります。
犬同志の優先順位や上下関係はつけたほうがいいの?
答えは「NO」です。
なぜ?
犬を群れ飼いにしたくないからです。
犬は放っておくと群れになります。
(犬だけで構成される群れという意味。犬が勝手にそう思っているだけのケースも含む)
群れの中には順位があり、こぜりあいや順位争いが必ず起こりますし、群れ以外のものを排除しようともします。
これ、みなさんはどう思われます?
自分の大事な犬がいがみ合ったり、ドッグファイトで怪我をしたら嬉しいですか?
私は全然嬉しくないです。
もうひとつ理由があります。
例えばスポーツ、作業、遊び、何でもいい、何か犬と楽しんでるとします。
当然群れの中の一番きつい犬が何でも一番に飛びつきやりたがります。
そして、それ以下の犬を威嚇し前にでることを許しません。
さて、この群れの気の強いボス犬の性能が一番良かったらまだいいんですが、そうでなかったら?
一番気の弱い犬が一番性能のいい犬だったら??
このままでは
気の弱い犬と何かをやろうと思ったら他の犬と別にするしかないですね。
そして、
別にしたとしても視界にボス犬が入っている限り弱い犬は能力を発揮できないです。
同じ敷地にいると思っただけでも、ボス犬のことを思い出しただけでも
・・・なんともったいないこと。
私は犬が犬を制するといったとんでもないことを笑って見ていられるほど
心が広くありません。
私には無駄な手間をかけている時間はないし、犬の才能を潰せるほど偉くもありません。だからうちの犬には上下関係はありません。つけさせません。
子犬も成犬も老犬もみ~んな同じ、
エサが絡もうがなんだろうが威嚇禁止、ドッグファイトは絶対「NO」です。
難しいことではありません。
日常生活で教えておけばいいだけのこと。
試してみて下さい。
しかし・・・犬に教える自信のない方、
犬を止められない方も中にはいらっしゃると思います。
そういう方は、今以上犬を増やさないほうがいいですね。
★繁殖論
繁殖で1番大事なのは何だと思います?
それは良い台雌と良い種雄です。
いくら良い種をつけても台雌がよくなければ良い犬は出ません。
出たとしても偶然か、たまたま運が良かったってことでしかないです。
良い台雌=雄の特徴をよく出してくれる、もちろん自分も優れている雌犬のことで、
良い種雄=自分の優れた特徴をよく出す雄犬のことです。
(良い、優れたという言葉にも色々な意味が含まれています。わかりますね。)
最初に犬を持つ為に探す段階と同じような話になりますが、
繁殖の意味は質の向上にあると思うんです。
交配しようと思うなら、雄・雌に限らず交配させようと思う犬より上質の犬とかけてほしいです。
自分が最高だと思える相手を探すことから始めてください。
犬を見つけたなら、その犬から今までどんな犬が出ているか子出しを確認するのも大事なことです。
○○ラインは△△ライン以外とかけても絶対いい犬が出ない、なんてことも世の中にはありますから。
自分の目で、足で、色々な犬を見てまわり情報を集めてください。
自分で子犬を全頭飼うつもりならともかく1頭でも人に譲るのであれば尚のこと、
自分の理想により近い犬、人に欲しがられる犬を出すべきです。
失敗は許されません。
繁殖は面白いです。刺激的です。
誰にでも出来ます・・・が、
繁殖する人間は、命に対する責任を負い続けなければいけなくなるってことだけは絶対に忘れないで下さい。
手を出したならずーっとそれを背負うべきです。
犬はお金で買えますが、モノじゃないです。生きています。
感情もあります。意思の疎通もできます。人を愛してくれさえします。
繁殖しようかな?と思ったら、やっちゃうまえにもう一度よ~く考えてください。
目的は?メリットは?相手は?・・・そして行先は?
あなたがどんなに思い入れた犬でも、売った先でどう扱われようが何も言うことは出来ませんよ。
こんなはずじゃなかった!?と、後で嘆き苦しんでも遅いのです。すべてがあなたの責任です。
これらを熟考し、よ~くこなしたうえでそれでも繁殖しようと思ったのであれば、
考えられる中で最良の繁殖をして下さい。
より良い犬を出す努力を惜しまないで下さい。
その辺をいいかげんに考えてるときっと後でバチがあたるでしょう。
